台湾長榮大学との共同プロジェクト“道南地域の食を台湾へ” に参加
今まで、海外に行ったこともなければ興味もありませんでしたが、友達や教職員の方々に誘われてプロジェクトに参加しました。プロジェクトでは、他のメンバーと共に道南地域の食の輸出拡大について調査研究を行いました。
函館と台湾をつなぐ飛行機の直通便を利用し、手荷物で新鮮な青果品を輸出することができれば、食の輸出拡大につながるのでは?と仮定し、実際に台湾へ手荷物で持ち込む実験を行いました。
出発前は、植物検疫所への持ち込み検査や、英文の申請書類を準備しました。現地空港での交渉も英語で話すなど、大変でしたが、無事に台湾国内へ持ち込むことができました。
交流先の長榮大学ではワークショップ(交流会)を行い、野菜を調理して台湾の学生に食べてもらいました。ワークショップや台湾の街中で意思疎通が上手くできなかったことから、他国の人々とコミュニケーションをとるための語学勉強の必要性を実感しました。
今回のプロジェクトを通して良かったことは、苦労しながらも自分たちの手で仮説の実証ができたこと、それから、長榮大学の学生たちと仲良くなれたことです。普段でもSNSなどを通じて連絡を取り合っています。
国を超えた友情やチームとして一緒に活動できたことは、自分の一生の財産になりました。
<プロジェクトの目的>
- 地域に資する課題の解決に向け、学術的な観点をもった調査や研究
- 学生による主体的な活動、課題解決力、チームワーク、チャレンジ精神の醸成
- 国際社会で通用する能力やグローバルな視点をもちつつ、地域社会の活性化に貢献する(グローカル)人材の育成
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