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2019年07月23日
「日中韓食品安全共同研究会」を開催しました。
「日中韓食品安全共同研究会」を開催
~国際的な研究会で活発な議論~
函館大学では7月20日(土)に「東アジア共通食品安全基準の形成に向けて」と題した「日中韓食品安全共同研究会」を開催しました。
同研究会は函館大学と中国人民大学(中国)、釜山大学(韓国)、食品安全情報院(韓国)が主催する国際的な研究会で、日、中、韓の研究者、専門家のほか、函館大学の学生、一般市民ら約90名が参加。「北海道の農水産物を輸出する際、海外にはどんな規制があるのか」、「日本と中国と韓国では、食品の安全基準はどう違うのか」、「東アジアで、共通の食品安全基準はできないのか」などをテーマに、活発な議論が交わされました。
函館大学の野又淳司学長による開会のあいさつの後、元農林水産事務次官で新潟食料農業大学の渡辺好明学長が「食のグローバル化と安全・安心」と題した基調講演を行い、その後、「東アジアの共通食品安全基準の形成における法的課題」「食品安全管理規格認証の現状と展望」「食品安全とコーポレートガバナンス-中小企業を中心に」の3つのセクションで議論を重ね、最後に各国代表による総括を行いました。
函館大学では、3つの柱、①地域の教育研究の拠点形成②社会科学の精神の具現化③国際的な教育研究の推進を将来ビジョンに掲げ、研究・教育・啓蒙活動を進めており、今回の国際的な研究会はその一環として開催されました。
右記URLはこちらの記事に関するリンク先です。www.chinafoodsecurity.com/article/?id=1132