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函大ニュース
函館西部地区にてフィールドワークを実施しました。 2024年9月20日
函館大学では本年度から観光を学問として学び、魅力ある函館・道南地域を題材として、地域観光の在り方を探る観光科目を開設いたしました。
(前期:地域観光論・後期:地域観光演習)
後期の地域観光演習では、前期の講義(地域観光論)による学びと、フィールドワークを通じ、観光の視点から地域の課題解決や活性化についてチームで考察し、提案することを目的としています。
去る、9月20日に、地域観光演習の一環として函館西部地区にてフィールドワークを実施しました。昭和初期に建てられた函館市公民館(青柳町12-17)にて、株式会社はこだて西部まちづくRe-Design 代表取締役 北山 拓 様から「地域活性化とは? ~地域資源でどう稼ぐか~」について講義を頂きました。こちらで学んだフレームワークをベースに、学生4-5名がチームとなり、街歩きのテーマや訪問箇所を検討した上で、街歩きをスタートしました。各チームで西部地区のあらゆる個所を訪問、また、昼食や休憩などを取りながら、最終到着地として弁天町の小田島水産食品株式会社様(弁天町20-7)に集合しました。
営業部長 小田島 章喜様から、昨今のイカの不漁に関する現状や、バルの経営など様々な企業としての取り組み、そして、今後のビジョンについてのお話を伺いました。併せて、工場の見学やしおからの試食と大変貴重な経験をさせて頂きました。まとめとして、今回の街歩きでの気づきや、観光に視点を置いた提案を各チームが発表しました。
学生にとりましては、函館西部地区の魅力やフィールドワークの重要性をうかがい知ることができ、大変貴重な学びの機会となりました。
今回のフィールドワーク実施にあたり、株式会社はこだて西部まちづくRe-Design様、小田島水産食品株式会社様、函館市都市建設部まちづくり景観課様に大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。