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函大ニュース
【高大連携事業】北海道函館商業高等学校とのワークショップ
本学では現在、高大連携協定を結んでいる北海道函館商業高等学校の生徒さん10名と、連携事業「コロナ禍における観光の在り方~マイクロツーリズムによる観光プランの作成~」のワークショップを3回に分けて実施しています。
マイクロツーリズムとは、自宅から1-2時間程度の近場で観光をする旅行形態で、地域の新しい魅力を発見したり、地域経済に貢献したりするなど、コロナ禍において新しい旅行スタイルとして定着しはじめています。今回は、「〜マイクロツーリズムによる、函館西部地区の観光プランニング〜」をテーマに、函館西部地区の観光プランニングを、大学生・高校生が共同で行います。
第1回目になる 9月15日(水)は、市内のコロナウイルス感染の状況に鑑み、オンラインにて実施しました。
本学の津金准教授から「観光プラン作成に求めるもの」をテーマに観光プラン作成に関する留意点などの講義があり、その後、本学学生(商学実習Ⅱチーム・ビジネス企画研究室チーム)が、プランを立てて、実際にプランを体験してきた「マイクロツーリズムに関しての実践報告」を行いました。
商学実習Ⅱチームは、
30㎝以上の魚が釣れるまで帰れない道南の釣りプラン/「デカイの釣れるまで帰れません」
ビジネス企画研究室チームは、
ノープランで八雲・黒松内・瀬棚で美味しいものを食べる旅/「道南のマイクロツーリズム」
と、両チームとも、とても個性的なプランの発表を行いました。
発表後は、大学生と高校生がチームを組み、道南・函館でのそれぞれの習慣やイベント、チームのコンセプトなどについてディスカッションを行いましました。
高校生の皆さんは、大学生とこのようなオンラインを通じたグループワークは初めてということもあり緊張した面持ちでしたが、大学生のリードのもと意見を出し合い、次第に打ち解け合う姿がみられました。
次回は10月14日(サテライト)・15日(大学)は、実際に西部地区でのフィールドワークを行いながら各グループでの旅行プランを検討し、最後は、チーム毎でプレゼンテーションを行います。
学生達が意見を出し合い、個性的で魅力ある旅行プランができる事を期待しています。