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函大ニュース
八雲町落部にてビーチクリーン活動を行いました
本学では、八雲プロジェクトと称して、学生有志が部活でもゼミでもなく地域活性化に向けた社会貢献を目的とした学外活動を行っております。学生の視点から、ビジネス、スポーツ、コミュニティにおける課題の抽出と解決に向けての取り組みを経験するため活動しています。
その活動の一環として、令和3年7月17日(土)に二海郡八雲町落部地区のビーチクリーン活動として海岸のゴミ拾いを行いました。
初めに、八雲町の舘岡さんから、海洋プラスチック海洋などの海洋問題についての基礎的な講話をいただきました。このままの状況では、2050年には海洋中の魚の量よりゴミの量の方が多くなってしまうこと、ゴミを減らすためにはゴミを捨てないだけではなくゴミを生み出さない努力が必要であるということ、改めて海洋問題について考えさせられる講話でした。
午前・午後と二部構成でゴミ拾いを行いました。落部は漁師町であり、海岸に打ち上げられているゴミも浮き球や漁網などが多く、そのほかには空き缶・ペットボトル・発泡スチロールなど、生活ゴミも多く回収しました。
今回の清掃活動プロジェクトのリーダーを務めた2年生の大久保 ヒカルさんは以下の通り感想を語ってくれました。
~大久保さんのコメント~
2時間程度で大量のゴミを回収し、改めて海洋ごみ問題の深刻さを実感しました。缶やおにぎりの包みゴミなどから、1足の靴、漁網など大きなゴミもあったので様々な種類のごみが捨てられている印象があり、驚きました。
これから私たちが海に行く機会があっても、ゴミを捨てない、出さないことを心がけようと思います。
また、海洋ごみ問題を少しでも改善する為にも、ビーチクリーンの活動をこれからも続けていきたいと思います!そして、この活動を通して改めて海洋ごみ問題に向き合う人達が増えてくれるといいと思いました。
八雲プロジェクトの八雲町を活性化するという目的に沿って、この活動が八雲町を活性化することに繋がればとても嬉しいです。
参加した学生にとっては感慨深い一日となったことに間違いありませんが、この日学んだことを一人でも多くに伝えていくことが大切となりそうです。
こちらの取り組みの詳細は、「海と日本PROJECT in ガッチャンコ北海道」に掲載していますので、ご覧ください。
また、今後の活動として9月18日におぼこ岳のトレッキングツアーに参加する等、継続して八雲町の活性化にむけて活動に取り組んでいく予定です。(トレッキングツアーは10月9日に延期となりました)