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函大ニュース

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2023年03月06日

台湾の長榮大学応用日本語学科の学生との交流を行いました

本学と台湾の長榮大学とは、2015年8月に学術交流協定、2019年11月にダブルディグリー協定(単位互換により、両大学の学位が取得できる制度)を締結いたしました。

毎年8月には長榮大学が主催する国際交流サマーキャンプ(https://www.hakodate-u.ac.jp/abroad/)への参加や、両学生による共同研究プロジェクト(「第2回台湾プロジェクト」報告について | HAKODATE University (hakodate-u.ac.jp))、コロナ禍の中でのオンライン交流などを継続的に実施しております。
新型コロナウィルスによる従来の規制が緩和されたことをうけ、去る2月7日(火)~9日(木)の3日間、長栄大学応用日本語学科の教員2名と学生10名が来函し、様々な交流を実施しました。
初日は、歓迎会と大沼公園や雪をつかったアクティビティ、函館山観光などを楽しんでいただき、2日目と3日目は今回の来訪の目的である、「道南の水産品を活用した調査研究」のワークショップを実施しました。
ワークショップ初日は、ここ数年道南近海で水揚げ量が増加しているブリ、サバ、そして養殖事業が進むサーモン(トラウト)を、台湾の学生に様々な調理方法で試食してもらい、評価していただきました。本学生は、台湾の学生に分かり易い日本語を意識しながらインタビューをしていました。ワークショップ2日目は函館で手配できる材料を使用して、台湾料理(台湾風汁付きあんかけうどん)を皆で作るなど、両国の食を通じた交流を行いました。
今回開催したワークショップは、大学間交流のみならず地域課題解決に向けた取り組みとして、NHK函館放送局、北海道新聞社、函館新聞社など多くのメディアに取り上げて頂きました。
今後も引き続き共同で調査・研究をすすめながら、函館と台湾の交流と地域の発展に貢献していきたいと思います。