本学と台湾の長栄大学（台南市）は、2015年8月26日に学術交流提携協定を締結し、継続的な交流を行っています。

ダブルディグリー制度（両大学の学位が取得できる留学制度）や、両校の学生による共同研究プロジェクト（2017年　両地域の教育旅行の促進による地域活性化、2019年　台北⇔函館の定期就航便を活用した食の輸出プロジェクト）、そしてコロナ禍においてもオンラインでの交流会など、継続的な交流活動を行ってきました。

　本年度より、第三回目となる両校の学生による共同の研究プロジェクトがスタートし、その先駆けとして、2月に長栄大学生が来函し、交流やワークショップなどを実施しました。

そして去る、9月17日－22日まで、本学の学生12名が台湾の研修旅行へ行ってきました。

目的は今回のテーマである、“道南の水産物の消費拡大”と“インバウンド（外国人観光客）にむけた商品の開発”にむけて、台湾の水産市場や加工場、夜市、スーパーなどの市場調査や、長栄大学での聞き取り調査やアンケート調査を実施するためです。

調査のみならず、長栄大学生のみなさんと夜市へ行ったり、買い物に出かけたりと大変楽しい交流となりました。

今回の調査結果をまとめて、11月3日（日）に開催される学生による研究発表会“HAKODATE アカデミックリンク 2023”（https://www.cc-hakodate.jp/academiclink）に向けて発表準備を進めていく予定です。