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函大ニュース

商学実習
2019年04月02日

ムスリムやベジタリアンに対応した飲食店マップを配布しました

2019年4月1日(月)函館空港国際専到着フロアおよび函館駅周辺において函館大学生がムスリム・ベジタリアン向けの道南ガイドマップを配布いたしました。

このマップは、観光都市である函館を訪れる外国人観光客が安心して観光できるようにと、函館ホテル旅館協同組合が制作しました。A4版の三つ折りでフルカラー、英訳及びムスリムウェルカムメニューとベジタリアンメニューの提供ポリシーなどを本学の学生が担当し、函館市内や七飯町の飲食店20店舗を紹介しています。特定の食材に対する配慮対応や持ち帰り可能かなどをわかりやすくピクトグラム(絵文字)を使って表しているので、年代・国籍を問わず利用できるように作られています。

制作のきっかけとなったのは、函館大学で行われているアクティブラーニング型授業である「商学実習」の中で、本学の学生が『全ての観光客に函館の食を堪能してほしい』との思いで提案したマップ作りのアイディアでした。学生達が一年以上かけて行った調査研究の成果と個別対応を強いられてきた市内の飲食店店主の強い思いが函館ホテル旅館協同組合の斉藤利仁副理事長を突き動かし、「函館の観光・宿泊業界として受け入れ態勢を整えたい」とマップ作成の決断をしてくださいました。

このマップ制作にあたり、渡島総合振興局や北海道国際交流センターのほか、各飲食店の積極的な協力を得ることができ、道南地域における産官学連携の街づくりの新たなモデルを構築することができました。ご協力いただいた関係機関の方々に深く感謝いたします。