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函大ニュース

商学実習
2018年02月28日

こんにちは、ムスリム!

観光都市函館の次世代戦略目標として、ムスリム観光客に着目

函館は、言わずと知れた観光都市です。そして、従来は台湾・中国・韓国からの外国人観光客が主流でしたが、近年ではマレーシアやインドネシアからの来日観光客が年平均30%の勢いで増えています。そして、前者は人口の約6割が、後者は人口の9割がイスラム教徒です。

ムスリムの旅行市場は、今日世界の観光業界で最も急速に成長をし続けている分野の1つと言われています。MasterCard-Crescent Rating社の調査によると、2015年のムスリムの海外旅行者数は、推計1億1,700万人で、2020年には1億6,800万人に増加し、ムスリム観光客がもたらす経済効果は2,000億ドルを超えると予想されています。

そこで、私たちは観光都市函館の次世代の戦略的目標として、ムスリム観光客に着目し、礼拝所の整備や飲食店の対応など、ムスリム観光客受け入れに欠かせない条件について研究し、函館市の観光部に提案を行いました。

提案の内容については、下記のとおりとなっております。

また、今回の研究調査結果と提案内容を、「HAKODATEアカデミックリンク2017」(CCH主催)でも発表を行い、参加者約330名、54ブースの中から『審査員特別賞』を受賞することができました。

今後も引き続き、函館市長への提案など活動を広げ地域発展に貢献していく予定です。

ベイサテライトをムスリム礼拝所として一般開放

2018年8月現在ベイサテライトをムスリム礼拝所として一般へ開放しています。

ベイエリア・サテライトについて詳しくはこちら